サラリーマンの日常

サラリーマンの日常について綴る

働き方改革①

この、『働き方改革』というフレーズに企業は踊らされ、様々な対応を施行している。

定時にあがり時間外業務を減らせ、在宅勤務を許容する、携帯内線(FMC)を社員に持たせる、フレックス勤務を許容する等対応は様々だが、今までと違う勤務形態を無理に取り入れる傾向が見受けられる。

 

決して悪いと言っている訳ではないが、政府が打ち出した方針に踊らされている気がする。

2019年4月からは会社が社員に有給休暇を取得させなければならなくなった。

『年5日の年次有給休暇の確実な取得が義務付けられています。』と厚生労働省からご丁寧に24ページにも渡る指針が示されています。

https://www.mhlw.go.jp/content/000463186.pdf

 

経営者からすると、たまったものじゃないと思う。

100人従業員がいたら年間で確実に非稼動日が延500日発生してしまう。

はっきり言って、政府が民間企業にそこまで口出しすべきじゃない。

近い将来、事業収入が減り、法人税の税収が減る事で日本は更なる不景気に陥る日が来るはず。

 

サラリーマンの立場からしても有給休暇取得により、当初は出費が増えて家計に影響が出る事は簡単に想像出来る。

 

政府は企業に向けて、従業員の残業を減らし、生産性と効率の良い仕事をして余暇を楽しめと言うが、

裁量労働制は日本ではなかなか浸透しないのと、欧米人の驚異的な集中力は日本人は到底及ばないと思う。

残業代を払わなくて済む事で企業は政府の口車に乗り喜んで働き方改革を勧めているが、気付くはず。

残業が減り、比例して売上も減る事を…